個人で取る車庫証明の取得方法と手順。自分で取って節約する

節約
Tama66 / Pixabay

新しく車を購入する際には、車庫証明を取る必要があります。
ディーラーで取得してもらうより自分で取得した方が安く済み節約することができます。

そんなに難しいものでもないので、時間に余裕がある方はぜひ自分で取得しちゃいましょう。

個人で取得する車庫証明の取り方手順を紹介しておきます。

車庫証明を自分で取得する際には、申請時と受け取り時の最低2回平日の警察署受付時間内に最寄りの警察署まで出向くことになります。
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自分で出来る車庫証明の取り方

ここでは車庫(駐車場)の確保はできているという前提で進めます。

ちなみに車庫証明を取るための車庫の条件は以下です。

・道路以外の場所である(当たり前)
・自宅からの距離が直線で2km以内
・自動車がはみ出すことなく全て収めることができる。
 かつ乗り降りに支障が出ないだけのスペースがある。
・道路から支障なく出入りできる
・車庫として使用する権利を得ている

必要書類を手に入れる

管轄の警察署に行けば、必要書類一式を手に入れることができます。
警察署HPからダウンロード可能な地区もありますので、事前に入手しておけば自宅でゆっくりと余裕をもって記入することができます。

必要書類

【全員必要】
①自動車保管場所証明申請書
②保管場所交付申請書
③所在図・配置図

【保管場所が自己所有の土地】
④自任書

【保管場所が他人所有の土地】
④保管場所使用承諾書もしくは駐車場契約書のコピー

※自宅内敷地を車庫として使用する場合でも、その土地の所有者が自分以外(親や配偶者など)の場合、承諾書が必要です。

※駐車場契約書のコピーの場合、以下の内容が全て記載されていることが条件です。
◦「保管場所の住所」が記載され、かつ、その住所と申請書の「自動車の保管場所の位置」が同一であること。
◦「貸し主の氏名(法人)」が記載されていること。
◦「借り主の氏名(法人)」が記載され、かつ、その氏名(法人)と申請書の「申請者氏名(法人)」が同一であること。
◦「契約期間」が記載され、申請日より1か月以上の期間であること。

書類に記入する

当たり前ですが、記入は黒のボールペンで行います。(こすると消えるタイプのペンは使用できません)
車の情報は車検証を見ながら記入するか、ディーラーであらかじめ情報をもらってきておきましょう。

自動車保管場所証明申請書・保管場所交付申請書

【車名・型式・車体番号・自動車の大きさ】
車検証を見ながら、もしくはディーラーの情報通りに正確に記入します。
(ここでいう車名は車の製造会社(メーカー名)になります)

【自動車使用の本拠の位置】
実際に居住している住所を略さずに記入します。

【自動車の保管場所の位置】
保管場所の所在地を略さずに記入します。
仮に自宅敷地内だとしても「同上」などと記入することは認められておりません。

【保管場所標章番号】
使用の本拠と保管場所が変更されずに、自動車だけ買い換えるような場合に、前回の自動車標章番号を記入します。

【申請者情報】
住所は住民票登録上の通りに略さずに記入します。
日付欄は提出日を記入してください。
印鑑は4枚全てに捺印します。

【代替車登録番号・車体番号】
車を買い替える場合は、現在使用している車の情報を車検証を見ながら正確に記入します。

所在図・配置図

所在図の方は手書きで記入するのが苦手な方は地図のコピーを貼りつければOKです。
自宅と保管場所を直線で結んで距離を記入します。(2km以上は不可)

配置図は車庫として使用する場所の詳細を記入します。
具体的には・・

・保管場所に接する道路の幅員・保管場所の平面の寸法をメートルで記入する。
・複数の自動車を保管する駐車場の場合には、自分の車の保管場所を明示する。
・出入り口の場所と幅を明記する。

自任書・承諾書

車庫となる場所が自己保有か他人保有かによって自任書・承諾書のどちらか一方を使用します。
どちらも書類の形式通りに記入するだけです。

自分所有の土地(建物)を車庫とする方は自任書を記入します。
申請者=本人ですので、住民票と同じ住所を記入し、申請者本人の印鑑を捺印します。

私の居住地では駐車場の契約書があれば承諾書は不要でした。
そうでない場合(家族の土地などを使用する場合等)は、書類1番下の欄に土地所有者の署名と捺印をもらわなければなりません。

提出する

警察署の受付時間内に車庫証明窓口に行って提出します。
その際に手数料がかかりますので、現金を用意して行きましょう。

私の居住地では2200円でした。
その分の収入印紙を購入して一緒に提出します。

この際、記入した書類に不備があると、書き直し&窓口に並びなおすことになり、時間と手間がかかりますので書類内容はきちんと見直しをしてから提出しましょう。
自宅で記入した書類を提出する場合、窓口で訂正する可能性もあるので認印を持参すると安心です。

受け取り

申請時に指定された日以降に車庫証明書を受け取りに再度受付時間内に警察署まで行く必要があります。
私の場合4日後でしたので数日間はかかることを覚えておくとよいです。

その際に自動車保管場所標章交付手数料として550円(地区により異なる)必要となりますので、収入印紙を購入して提出します。

その際に受け取る物は以下です。

・自動車保管場所証明書
・保管場所標章交付申請書
・車に貼るステッカー

なくさないようにしましょう。

まとめ

平日の日中に2回、警察署に足を運ぶ時間があれば、個人で車庫証明を取ることはさほど難しくないです。

自分で取得すれば3000円ほどで済みますが、自動車販売会社に代行してもらうと3倍以上の金額になることがほとんどです。

平日日中に時間が取れる場合は自分で取得するのがよいと思います。

こちらの内容は管理人が実際に行った車庫証明の取得を基に備忘録も兼ねて記事にしています。
当記事の情報のご利用は自己責任でお願いします。
地区によって書式や手続きが異なる可能性がございますので、必ず事前にご自身でお住まいの地区の情報をご確認いただくことをおすすめします。
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