【5ヶ月】壮絶なBCG接種とその後の経過

子育て
TaniaVdB / Pixabay

ママ
ムツキちゃ~ん、お注射行くよー
ウー
ママ
まぁ、まだわかるわけないよね・・・
(チクっ)
ギャーーーース

娘、5ヶ月になり先日BCGの予防接種を受けてきました。

昔から「ハンコ注射」と言われてるアレです。

今の時代でも変わらずやっぱりハンコ注射。案の定ギャン泣きで壮絶体験でしたので、その様子を残しておきます。

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BCGワクチンは結核予防ワクチンです

結核は今でも毎年2万人の患者が発生している感染症です。

赤ちゃんは結核に対する抵抗力が弱いので、感染した場合、全身性の結核症や結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性もあるので、時期がきたらぜひとも予防接種を受けましょう。

BCGワクチンとは?

BCGはウシ型結核菌を弱毒化して作った生ワクチンです。

管針という危惧を上腕の外側2か所に押し付けて接種します。(スタンプ方式)

いつ頃受けたらいいの?

BCGは生後1歳になるまでに1回接種します。

通常は生後5ヶ月~接種するのが一般的なスケジュール。

初めての予防接種の際にお医者さんと接種スケジュールを確認しておきましょう。

 

BCGはギャン泣き覚悟で挑むべし

 

我が娘、今までの予防接種はもちろんその時は多少は泣くものの、少したてばケロリとしたもので、

お?意外と注射に強いタイプなのかな?なんて思ってました。

が、しかしBCGだけはギャン泣き(しかも泣き止まない・・)&通常の予防接種と違い、ワクチン接種した部位が完全に乾くまで触れないように泣きわめく我が子を抱きかかえていなければならないので親子ともにヘロヘロになりました。

以下、BCG接種時の流れです

病院についたらまず問診票の提出

この時は今後何が起きるかまだわかっていない娘。

ニコニコごきげんであります。

その日何を接種予定なのかは行く前からわかっているはずなので、問診票の記入は書けるところは家で済ませてから行くようにした方がよいです。

検温

問診票と母子手帳などの提出が終わったら、赤ちゃんの体温をはかるように言われます。

検温は家でもやったことあるのでスムーズにはからせてくれる娘。

が、しかし、体温37.5℃だったので、少し休憩し落ち着いてから再度測りなおすよう言われてしまいました・・。
抱っこひもで行くと密着して暑いので、元々体温の高い赤ちゃんですからちょっとしたことで体温がすぐ上がってしまいます。
(落ち着いてから再度測ったら37.3℃でした)

いよいよワクチン接種です

まずは本日接種できるかどうか簡単に検診があります。

※この時点で既にちょっと不審感を抱き始めて挙動不審になり始めた娘。
もともと男の人が苦手なので男の先生を目の前に涙目・・。

その日は4種混合と同時接種だったため、先に4種混合をうちます。
注射針が刺さった途端、「エーーン」

でも、なんとかもちこたえました。

BCGいくよー

看護師さんに反対側の腕をがっしりとおさえられ、何かを感ずいたのか泣き始める。。。

まずは接種部にワクチンを塗られますが、もうここからは泣き声ヒートアップですわ。。
そのままハンコがグーーッと押し当てられ(2か所)「ギャーーーース」

そうよね・・。痛いよね・・。

はい、おつかれさまでしたー。

大変なのはここからですよ

いやね、ここからが大変でした・・。

ようやく予防接種も終わってあとは何も痛いことはないのですが。。
本来なら「よくがんばったねー」と抱っこしながらゆらゆらなんてしてご機嫌をとるのですが。。
そしてそうやってあやしてるうちに、さっきまでの痛さを忘れて泣き止むはずなのですが。。

BCGワクチンが乾くまで触れてはならない

接種が終わったら、「はい、お母さん、ココ(接種部)に触れないように赤ちゃん抱いてこっち来てー。そうそう。そのまま動かないようにおさえててあげてねー」

既にギャン泣きしている娘を抱っこするわけにもいかず、腕をがっしりおさえたまましばらく待つことになりました。

洋服も着させてもらえず、腕むき出しで、しかも抱っこもできず押さえつけられてるなんて・・
もうね、泣き止むわけないですよね・・。

その日はBCGの子が多かったみたいで、一緒に受けた他の赤ちゃんもギャン泣き。
病院内泣き声だらけでした。

看護師さんが様子見に来るたびにギャン泣きヒートアップ

途中何回か、看護師さんが接種部の確認と、ワクチンが乾いたかを見に回ってきてくれるのですが、その度に思い出すのかなんなのか、全力で拒否するんですわ。

押さえてる腕が振りほどかれないか、エビ反りになって拒否する娘が落ちないか、お隣の赤ちゃんにぶつからないか、ママも大変でした。

完全に乾くまでは約15分ほど

その間中、エビ反りになって暴れ泣きをする娘・・。
こんなところで授乳なんてできないし、喉乾かない?大丈夫?ってほどです。

ようやくお帰りの許可が出て、抱っこひもに娘をおさめ、病院の外に出た途端、泣き疲れたのか娘は即寝ました。

ふぅ。。壮絶な15分間でした。

注意事項

・乾かすときに当たり前だけど息を吹きかけたり、手で仰いだりしてはいけない。
(自然に乾くのを待ちましょう)

・当日はお風呂に入ってもいいけど、接種部は流すだけにする。
こすったり、泡をつけて洗わないようにとのこと。

・接種後、しばらくたつとその部分が赤くなり膿を持ったようになるけれど、搔きむしったり、絆創膏を貼ったりしないこと。

・もし、接種後すぐに(3日以内)に接種部が赤く腫れたり、ポツポツが急激に赤みを増すような症状が見られた場合には受診する。

予防接種後の経過

接種直後

接種直後の様子です。
まだワクチンが乾いてないのがわかります。
泣きわめく娘を押さえつけながら記念に撮影しておきました(ヒドイ親・・)

翌日

翌日の様子です。
接種した針のあとが赤くプツプツなってます。

2週間後

KIMG0580

接種後3日後位から1回赤みがひいて、1週間後には跡がなくなっていましたが、2週間後にまた少し、接種跡が赤くなってきました。

4週間後

KIMG0651

2週間過ぎ位から赤みを帯びてきて、接種後1ヶ月たった頃には接種部にどんどん赤みが出てきました。
接種したところががぷっくりとふくらんだようになっています。

6週間後

KIMG0737

赤味の範囲は広がっていますが、注射の痕の部分はだんだんとかさぶたっぽくなってます。
触るとふくらみがあってカサカサした状態。

8週間後

KIMG0776

接種から2か月たつと全体的にかさぶた化して、ぷっくりした部分は剥がれ落ちふくらみはなくなりました。
ハンコ注射の痕が残っている状態です。

まとめ

接種後1~2日で普段の注射の後のようにいったん注射の痕が目立たなくなっていくのですが1週間くらいたつと、接種したところにポツポツができて赤くなってきます。
そこからだんだん赤みが強く膿をもったようになってきました。
接種後1ヶ月~1ヶ月半くらいが赤味のピークかな?という感じです。
その後はだんだんかさぶた化して、そのうち接種の痕が傷跡として残り、BCGやったぜ!っていう勲章として娘の腕に刻まれました。

もし、接種後数日以内に大きく腫れたり、膿を持ったような状態(1か月後のような状態)が見られた場合には、既に結核に感染している可能性があるので、受診してくださいとのことでした。

赤ちゃんが避けて通ることができないBCG接種。
おそらくどの赤ちゃんも今までの予防接種以上に大泣きすると思います。
ギャン泣きする我が子とともに乗り切っていきましょう。

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